この記事の結論
この記事では、ハノイ在住の筆者が実際に食べている果物を中心に、定番から珍しいものまで15種類を紹介します。結論から言うと、ベトナムは一年中果物が豊富で、旬さえ合えば日本ではめったに食べられない果物が手頃な価格で楽しめます。読み終わる頃には、市場で「これを食べてみたい」と自分で選べるようになるはずです。
| 記事タイプ | 主な比較ポイント | 向いている人 |
|---|---|---|
| 図鑑この記事 | 分類・生態・品種・旬 | 特徴や違いを比較したい人 |
| 物語 | 原産地・歴史・文化・伝説 | 背景まで深く知りたい人 |
| 食べ方 | 選び方・切り方・保存方法 | 買って実際に楽しみたい人 |
ベトナムの市場やスーパーに並ぶ色とりどりの果物。「おいしそうだけど、名前も味も食べ方も分からない」と、買うのをためらった経験はありませんか。
この記事では、ハノイ在住の筆者が実際に食べている果物を中心に、定番から珍しいものまで15種類を紹介します。結論から言うと、ベトナムは一年中果物が豊富で、旬さえ合えば日本ではめったに食べられない果物が手頃な価格で楽しめます。読み終わる頃には、市場で「これを食べてみたい」と自分で選べるようになるはずです。
観光でまず食べたい果物ではなく、現地の家庭で日常的に食べられる果物を知りたい方は、ベトナム人が食後・間食に食べる果物15選もあわせてご覧ください。
最終確認:2026年8月24日(旬、ハノイでの価格目安、購入先、日本の植物検疫情報を確認・更新)
初めてなら、手に入りやすさ・食べやすさ・失敗の少なさを示した「初心者おすすめ度」を参考にしてください。旬と売り場での状態も合わせて選びましょう。
目的別・ベトナム果物のおすすめ比較表
15種類から迷わず選べるよう、目的別に候補を絞りました。旬に出会えない場合は、通年流通しやすい果物を選んでください。
| 目的 | おすすめ | 選ぶ理由 | 注意点 |
|---|---|---|---|
| 初めて食べる | マンゴー、マンゴスチン、ライチ | 甘みが分かりやすく、食べやすい | ライチとマンゴスチンは旬が短い |
| 季節を問わず探す | パイナップル、ドラゴンフルーツ、パパイヤ | 比較的通年流通し、スーパーでも見つけやすい | 品種や熟度で甘さが変わる |
| ベトナムらしい個性を楽しむ | ジャックフルーツ、ドリアン、カスタードアップル | 香りや食感が日本の定番果物と大きく異なる | 香りや大きな種に好みが分かれる |
| お土産にする | 市販のドライフルーツなどの加工品 | 未開封品なら持ち運びやすい | 生果実は多くが日本へ持ち込み禁止 |
ベトナムの果物15種 早見表
まずは全体像です。迷ったら、初心者おすすめ度の高いものから試してください。
| # | 果物 | ベトナム語名(目安) | 旬(目安) | 味ひとこと | 初心者おすすめ度 |
|---|---|---|---|---|---|
| 1 | マンゴー | Xoài(ソアイ) | 4〜7月 | なめらかでジューシー。濃厚な甘みと豊かな香り。 | ★★★★★ |
| 2 | マンゴスチン | Măng cụt(マンクッ) | 5〜8月 | 柔らかくしっとり。上品な甘みと爽やかな酸味。 | ★★★★☆ |
| 3 | ランブータン | Chôm chôm(チョムチョム) | 5〜9月 | プリッと弾力があり、みずみずしく甘い。 | ★★★☆☆ |
| 4 | ライチ | Vải(ヴァイ) | 5〜6月 | プリプリでジューシー。強い甘みと華やかな香り。 | ★★★★☆ |
| 5 | ロンガン | Nhãn(ニャン) | 7〜9月 | 柔らかく弾力があり、はちみつのような濃厚な甘み。 | ★★★☆☆ |
| 6 | ドラゴンフルーツ | Thanh long(タインロン) | ほぼ通年 | 白: みずみずしく柔らかく甘さ控えめ/赤: 白より甘みが強く濃厚 | ★★★☆☆ |
| 7 | パパイヤ | Đu đủ(ドゥードゥー) | 通年 | 柔らかくなめらか。まろやかで優しい甘み。 | ★★★☆☆ |
| 8 | パイナップル | Dứa(ズア) | 通年 | 適度な歯応えでジューシー。甘酸っぱく香り豊か。 | ★★★★☆ |
| 9 | ココナッツ | Dừa(ズア) | 通年 | 果肉は柔らかく、ミルキーでまろやかな甘み。 | ★★★☆☆ |
| 10 | パッションフルーツ | Chanh leo(チャインレオ) | 通年 | 種のプチプチ感があり、強い酸味と濃厚な香り。 | ★★★★☆ |
| 11 | ジャックフルーツ | Mít(ミッ) | 7〜8月ごろ | 厚みと弾力があり、濃厚な甘みと強い香り。 | ★★★☆☆ |
| 12 | ドリアン | Sầu riêng(サウリエン) | 5〜8月 | クリームチーズのようになめらか。ねっとり濃厚だが匂いが強い。 | ★★☆☆☆ |
| 13 | カスタードアップル | Na(ナー) | 7〜9月 | 完熟前はシャリッとした食感、熟すとクリーミーに。種は大きめ。 | ★★★☆☆ |
| 14 | ザボン | Bưởi(ブオイ) | 通年 | サクサクとした食感。爽やかな甘みと軽い酸味。 | ★★★☆☆ |
| 15 | ミルクフルーツ | Vú sữa(ヴーシュア) | 11〜3月 | クリーミーでなめらか。優しくまろやかな甘み(未実食のため一般情報) | − |
※★は「手に入りやすさ・食べやすさ・失敗の少なさ」を含めた初心者向けの目安です。筆者の好きな順ではありません。未実食のものは「−」としています。 ※ベトナム語名はハノイ(北部)での呼び方を基準にしています。南部では呼び方が異なる果物もあります(例: パイナップルは南部で「Thơm(トム)」)。 ※旬は年・地域・品種によって前後します。目安としてご覧ください。価格の円換算は1万ドン=約60円(2026年8月時点)で計算しています。

価格・購入先 早見表
価格は季節、産地、品種、購入場所によって変わります。「1個」か「1kg」かを確認し、記事内の金額は購入日と場所を含む一例としてご覧ください。
下の価格は、ハノイで自分用に少量を買うときの予算目安です。市場の産地価格や卸値ではありません。品種、産地、実の大きさ、旬、店舗、特売によって大きく変わるため、現地では値札と計量後の金額を確認してください。
| # | 果物 | 価格の目安 | 約・日本円 | 買いやすい場所 |
|---|---|---|---|---|
| 1 | マンゴー | 5万〜6万ドン/kg | 300〜360円 | スーパー、青空市場 |
| 2 | マンゴスチン | 5万6千〜9万ドン/kg | 340〜540円 | スーパー、青空市場、果物専門店 |
| 3 | ランブータン | 約4万7千ドン/kg | 約280円 | スーパー、青空市場 |
| 4 | ライチ | 約5万ドン/kg | 約300円 | スーパー、青空市場、果物専門店 |
| 5 | ロンガン | 4万5千〜8万ドン/kg | 270〜480円 | スーパー、青空市場、GrabMart掲載店 |
| 6 | ドラゴンフルーツ | 3万〜5万5千ドン/kg | 180〜330円 | スーパー、青空市場 |
| 7 | パパイヤ | 2万〜4万ドン/kg | 120〜240円 | スーパー、青空市場 |
| 8 | パイナップル | 約2万5千ドン/個 | 約150円 | スーパー、青空市場、路上の果物売り |
| 9 | ココナッツ | 約3万1千ドン/個 | 約190円 | スーパー、青空市場、ジュース店 |
| 10 | パッションフルーツ | 約3万9千ドン/kg | 約230円 | スーパー、青空市場、GrabMart掲載店 |
| 11 | ジャックフルーツ | むき身6万〜12万ドン/kg | 360〜720円 | スーパー、果物専門店 |
| 12 | ドリアン | 8万〜15万ドン/kg | 480〜900円 | スーパー、青空市場、ドリアン専門の売り手 |
| 13 | カスタードアップル | 4万9千ドン/kg | 約290円 | スーパー、青空市場、果物専門店 |
| 14 | ザボン | 4万5千〜12万ドン/kg | 270〜720円 | スーパー、青空市場、果物専門店 |
| 15 | ミルクフルーツ | 4万〜8万ドン/kg | 240〜480円 | スーパー、青空市場、果物専門店 |
※「約・日本円」は1万ドン=約60円(2026年8月時点)で計算し、読みやすい金額に丸めています。 ※マンゴー、ランブータン、ライチ、ロンガン、ドラゴンフルーツ、パイナップル、ココナッツ、パッションフルーツ、カスタードアップルは筆者の購入・店頭確認値を基準にしています。その他は2026年の小売例や公的な市場資料をもとに、ハノイでの購入を想定して幅を持たせました。
まず食べたい定番の果物10種
迷ったらマンゴー、マンゴスチン、ライチなど、食べ方が分かりやすい果物から試すと安心です。少量ずつ買って味や食感を比べてみましょう。
1. マンゴー(Xoài:ソアイ)
ベトナムの果物でまず外せないのがマンゴーです。面白いのは、熟し具合で別の果物のように楽しめること。完熟マンゴーは滑らかな食感で甘みが強く、デザートそのものです。一方、未熟の青いマンゴーはシャキシャキとした食感で、現地では塩をつけて食べます。酸味と塩気の組み合わせは、慣れると癖になります。ドライマンゴーも噛み応えがあって甘みが強く、お土産の定番です。
価格は1kgあたり5〜6万ドン前後(約300〜360円)。筆者が先日買ったときは、2個(約0.6kg)で3万6千ドンほど(約220円)でした。日本のマンゴーの価格を考えると、驚くほど気軽に買えます。


2. マンゴスチン(Măng cụt:マンクッ)
「果物の女王」と呼ばれるマンゴスチン。濃い紫色の硬い皮の中に、白い果肉が入っています。滑らかな舌触りでとても美味しく、筆者のいちばんのお気に入りです。日本では生のマンゴスチンはほとんど流通していないので、旬(5〜8月ごろ)にベトナムへ行くならぜひ食べてほしい一品です。
価格は1kgあたり5万6千ドン前後(約340円)。1kgでだいたい12〜13個ほどなので、1個あたり5千ドン(約30円)もしません。

詳しく読む:マンゴスチン図鑑|マンゴスチン物語|マンゴスチンの食べ方
3. ランブータン(Chôm chôm:チョムチョム)
赤い皮に柔らかい毛が生えた、見た目のインパクトが大きい果物です。ベトナム語名の「チョムチョム」は「くしゃくしゃの髪」を表す名前です。皮をむくと半透明の白い果肉が出てきて、プルンとした食感で甘く、ライチに似ています。
価格はスーパーで1kgあたり4万6,550ドン(約280円)。ライチ(5万ドン前後)やマンゴーより少し安く、見た目の珍しさのわりに気軽に試せます。


詳しく読む:ランブータン図鑑|ランブータン物語|ランブータンの食べ方
4. ライチ(Vải:ヴァイ)
日本で冷凍ものしか食べたことがない人にこそ試してほしいのが生ライチです。果肉はプルンとして、ランブータンよりさらに甘いのが特徴。旬は5〜6月と短く、時期を外すと手に入りません。実際、2026年は不作であまり出回りませんでした。価格はマンゴーと同じく1kgあたり5万ドン前後(約300円)。旬の生ライチは「その年に出会えたらラッキー」くらいの気持ちでいると良いと思います。

5. ロンガン(Nhãn:ニャン)
ライチやランブータンと同じ仲間で、果肉がプルンとして甘い果物です。サイズはひと回り小さく、皮は薄茶色。小粒で食べやすく、おやつにちょうど良いサイズ感です。
価格は1kgあたり7万9,900ドン(約480円)と、この記事で紹介する果物の中では高めです。ただし値引きされていることも多く、筆者が買ったときは0.86kgで3万8,700ドン(約230円)。1kgあたりに直すと4万5千ドン(約270円)ほどでした。スーパーでは値札の「元の値段」だけを見て諦めず、割引の表示も確認してみてください。

6. ドラゴンフルーツ(Thanh long:タインロン)
ピンク色の見た目で有名なドラゴンフルーツは、ベトナムが主要産地のひとつで、ほぼ一年中手に入ります。旬を気にせずどのスーパーでも安く買えるので、時期が合わなかったときの一手として覚えておくと便利です。果肉は白と赤の2種類があり、味がはっきり違います。白い果肉は固形感がなくさっぱりとした味わい。赤い果肉は少しねっとりとして甘みが強めです。ひとつ注意点があって、赤は果汁で手が赤く染まります。食べるときはご注意を。
価格は1kgあたり3万ドンほどで、筆者が買ったときは1個(約0.55kg)で1万7千ドン(約100円)でした。この記事の果物の中でも特に手頃です。


7. パパイヤ(Đu đủ:ドゥードゥー)
完熟パパイヤは、みずみずしく、ねっとりととろけるような口当たりです。日本のスーパーではなかなか完熟に出会えないので、これも現地ならではの味です。

8. パイナップル(Dứa:ズア)
ベトナムのパイナップルは小ぶりで、サクサクとした柔らかい食感です。筆者が買ったときは1個2万5千ドン(約150円)。市場ではその場で皮をむいてくれることも多く、らせん状に果肉を削ぎ落とすベトナムならではの豪快な切り方も見どころです。


詳しく読む:パイナップル図鑑|パイナップル物語|パイナップルの食べ方
9. ココナッツ(Dừa:ズア)
ストローを挿してジュースとして飲むのが定番ですが、飲み終わったあとの白い果肉も食べられます。サクサクした食感で、カフェの飲み物やチェー(ベトナムの甘味)にもよく入っています。
価格はスーパーで1個3万1千ドン(約190円)。ジュースを飲んだうえに果肉まで食べられると考えると、かなり満足度の高い1個です。


詳しく読む:ココナッツ図鑑|ココナッツ物語|ココナッツの食べ方
10. パッションフルーツ(Chanh leo:チャインレオ)
半分に切ってスプーンですくって食べます。種ごと食べるのでシャキシャキとした食感で、甘酸っぱさが特徴です。ジュースにするのも現地では定番です。
価格は1kgあたり3万9千ドンほどですが、1個が小さくて軽いので、筆者が買ったときは3個(約0.2kg)で8千ドンあまり(約50円)。1個あたりでは3千ドンもしない気軽さです。

個性派の5種(未実食は正直に書きます)
香りや食感に特徴がある果物は、最初から大きな実を買わず、カット済みや少量の商品から試すと好みを見つけやすくなります。
11. ジャックフルーツ(Mít:ミッ)
世界最大級の果物で、市場やスーパーでは黄色い果肉を小分けにして売っています。丸ごと買わなくていいので、初心者でも試しやすい果物です。サクサクとした食感で、強い甘い香りがあります。

詳しく読む:ジャックフルーツ図鑑|ジャックフルーツ物語|ジャックフルーツの食べ方
12. ドリアン(Sầu riêng:サウリエン)
「果物の王様」ドリアン。ハノイでは、バイクの荷台にドリアンを積んだ路上の売り手をよく見かけます。丸ごとのほか、その場で割った実を金網のカゴに並べて売っているのが特徴で、通りかかると独特の甘く濃い香りが漂ってきます。
スーパーで購入し(1kgあたり10万9千ドン、約650円。筆者が買った一塊は約1.46kgで15万9,396ドン、約960円)、カフェに持ち込んで試食しました。ただし匂いの問題で、店内ではなく屋外のテーブルに案内されてしまいました。「買ってきてどこでも食べる、というわけにはいかない」というのは本当のようです。
大きな種のまわりに、触るとすぐ崩れるくらい柔らかい果肉があります。食感はクリームチーズのようになめらかでクリーミー、味わいはねっとりと濃厚です。匂いも含めて扱いが難しく、筆者としてはおすすめ度は控えめの★2つとしました。
なお後述のとおり、ドリアンは検査を受ければ日本へ持ち帰れる数少ない果物のひとつでもあります。


13. カスタードアップル(Na:ナー)
うろこ状の緑の皮が特徴で、ハノイでは「ナー」と呼ばれます。名前のとおりカスタードのような甘さと言われますが、筆者が食べたものは完熟前だったようで、思ったよりシャリッとした食感でした。種は大きめで、皮の一部は手で剥がせるくらい柔らかくなっていました。完熟すればもっとクリーミーな食感になりそうです。

14. ザボン(Bưởi:ブオイ)
大きな柑橘で、ベトナムでは一年中よく見かけます。サラダにも使われる定番果物です。筆者も食べていて、サクサクとした食感と、爽やかな甘みに軽い酸味が加わった味わいが印象的です。緑の厚い皮と白いワタの内側に、ピンク色の果肉がぎっしり詰まっています。


15. ミルクフルーツ(Vú sữa:ヴーシュア)
切ると白い果汁がにじむことから「母乳の果物」という意味の名前が付いています。旬が冬(11〜3月ごろ)のため、今季に実食して追記予定です。
ハノイの市場・スーパーでの買い方
ハノイで果物を買える場所は、大きく分けて3つあります。筆者は用途で使い分けています。
果物専門店 — 贈り物ならここ
果物だけを扱う専門店です。結婚式やお見舞いなどの贈り物用に、果物をカゴに盛り、ラッピングまでしてくれます。自宅用というより「果物を贈る」ときのお店です。

スーパー(Go!) — 「売り場で計量」方式に注意
普段の買い物は近所のスーパー(Go!)が手軽です。日本と違うのは会計の流れ。果物をビニール袋に入れたら売り場の店員に渡し、その場で計量して金額のタグを貼ってもらいます。それを持ってレジで会計する方式です。最初は戸惑いますが、タグさえ貼ってもらえば、あとは普通の買い物と同じです。


青空市場 — バイクの売り台が並ぶローカルな買い場
街の青空市場では、売り手がそれぞれバイクで果物や野菜を運んできて、朝から夕方まで路上で販売しています。買い方は量り売りが基本です。ベトナム語ができなくても大丈夫。筆者は翻訳アプリでやり取りしていて、それで十分通じます。


GrabMart — 在庫と価格を先に比べたいとき
GrabMartはハノイでも利用でき、現在地の近くにあるスーパーや果物店の商品を検索できます。珍しい果物が店頭にあるか分からないときや、ホテル・自宅まで届けてほしいときに便利です。ただし、表示される店と在庫は現在地や時間帯によって変わり、店頭価格と同じとは限りません。商品価格、配送料、手数料を含む最終金額を確認してから注文します。
旅行で来たなら、まず買いやすいスーパーで試し、在庫確認にはGrabMart、慣れてきたら市場に挑戦、贈り物は専門店 — という使い分けがおすすめです。
日本に持ち帰れる果物・持ち帰れない果物
生の果物を日本へ持ち帰れるかは、種類や条件によって異なります。購入前に最新の植物検疫情報を確認し、自己判断で荷物に入れないようにしてください。
お土産にしたい人ほど注意してください。ベトナムから手荷物として持ち帰る生の果物は、大半が日本への持ち込み禁止です(植物防疫所のベトナム向け携行品案内を2026年8月8日に確認)。
- 持ち込み禁止(生果実): マンゴー、ドラゴンフルーツ、マンゴスチン、ライチ、ランブータン、ロンガン、パッションフルーツ、パパイヤ、バナナ など
- 条件付きで持ち込み可: ドリアン、パイナップル、ココナッツ、タマリンド(輸出国の検査証明書+入国時の検査が必要)
- 加工状態によって扱いが異なるもの: ドライフルーツなど。乾燥の程度、種の有無、包装・加工方法によって確認が必要になる場合があります
「せっかく買ったのに空港で処分」とならないよう、生の果物は現地で食べ切るのが基本です。お土産に加工品を選ぶ場合も、未開封の市販品を選び、迷ったら購入前または入国前に植物防疫所へ確認しましょう。
※検疫のルールは変わることがあります。渡航前に植物防疫所の公式サイトで最新情報をご確認ください(この記事の確認日は2026年8月8日)。
まとめ: 迷ったらこの3つから
最後に、この記事の要点です。
- 初心者はマンゴー・マンゴスチン・ライチから。おすすめ度の高い3つで、日本との違いもいちばん感じられます。マンゴスチンは筆者の一番のお気に入りでもあります。旬が合わないときは、通年手に入るパイナップルやドラゴンフルーツを
- 旬を狙う。ライチ(5〜6月)やマンゴスチン(5〜8月)は時期を外すと出会えません
- 生の果物は現地で食べ切る。日本へは持ち帰れないものがほとんど。お土産はドライフルーツで
今後、それぞれの果物の選び方や食べ方を個別記事で詳しく紹介していく予定です。まずは次の旅行(またはベトナム生活)で、気になった果物をひとつ試してみてください。
ベトナムの果物に関するよくある質問
Q. ベトナムで初めて食べるなら、どの果物がおすすめですか?
A. マンゴー、マンゴスチン、ライチがおすすめです。甘みが分かりやすく食べやすいため、初めてでも選びやすい3種です。旬を外した場合は、通年見つけやすいパイナップルやドラゴンフルーツを候補にしてください。
Q. ベトナムでは一年中、果物を買えますか?
A. 一年を通して何らかの果物を買えます。パイナップル、ドラゴンフルーツ、パパイヤ、ココナッツなどは比較的通年流通しますが、ライチやマンゴスチンのように旬が短い果物もあります。
Q. ハノイでは果物をどこで買うのが安心ですか?
A. 初めてなら価格表示があり、売り場で計量してもらえるスーパーが分かりやすいです。慣れてきたら青空市場、在庫と価格を先に比べたい場合はGrabMart、贈り物なら果物専門店が便利です。
Q. 記事に掲載されている価格は現在も同じですか?
A. 掲載価格は2026年8月時点のハノイでの購入目安です。季節、産地、品種、店舗、特売によって変わるため、現地の値札と計量後の金額を確認してください。
Q. ベトナムの生の果物を日本へ持ち帰れますか?
A. マンゴー、マンゴスチン、ライチなど、多くの生果実は日本へ持ち込めません。条件付きで認められる種類も検査証明書と入国時検査が必要です。出発前に農林水産省植物防疫所の最新情報を確認し、迷う場合は現地で食べ切ってください。
